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かぎしっぽ通り

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手当て食

愛読している「おばあちゃんの手当て食」。

ちょっと疲れているなと感じたり、野菜をたくさん食べたいなって思ったときに
ページをめくり、気になる料理を作ってみる。
症状別に、適した料理を選べるようになっているので便利だ。

手当て食_d0130927_1785932.jpgよく作る野菜スープ。
やさしい味で、野菜のうまみがうまく引き出されている。
不思議なことに、このスープ、具が煮崩れない。
全ての野菜を同じ大きさ(1センチ角)に切って、重ねる順番も決まっている。(陰と陽)それがポイントのようなのだ。
料理って、ポイントをおさえると美味しくできるもんなんだなぁと実感。




手当て食_d0130927_1792038.jpgトマトと押し麦のスープ。
トマトは体を冷やす効果があるので、本当は夏向きのスープ。
効能は、夏バテ、疲労、便秘、のどの渇きとある。
疲労と便秘に該当していたのと、家の残り野菜で作れそうだったので作ってみた。
レシピにはズッキーニとあったが、今は冬。
かわりにブロッコリーに出動頂いた。
味付けは、ほんの少しのお醤油のみ。
カボチャとトマトの甘さが引き立つ。
これも野菜の味を引き出したスープだった。


手当て食に書いてあった印象的な一文。
「その食べ物が体に必要なものであった場合、美味しく感じる。」
例えば、「玄神」(玄米を黒くなるまで炒って煎じて飲む)は、
熱さましに効くお茶なのだけれど、健康な人が飲むと「まずい!」と感じる。
それが、高熱の人には「美味しく」感じるのだという。
高熱の人が、飲んで「まずい」と感じるようになったら回復した証拠。

これは、わたしも実証済!
知人が高熱を出した際に試してみたのだ。
わたしが飲むと「まず~い!(青汁風)」。
でも、高熱の知人が飲んだら「美味しい」と言うではないか。
しかも、す~っと熱が下がってラクになって眠れたという。
食べていない玄米が、こんなところで役に立つとは。
by popoki1202 | 2010-02-20 17:31 | 美味

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